ライムライトで絶対に良くならないシミとは【ADM 後天性真皮メラノサイトーシス】2
前回のライムライトで絶対に良くならないシミとは【ADM 後天性真皮メラノサイトーシス】1
では真皮に存在するシミ(アザ)である後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)はフラッシュの治療ではよくならないということをお書きしました。
それでは、後天性メラノサイトーシスに効果がある治療機器はというと、Q−スイッチレーザーとなるのです。
シンシアの場合はQ−スイッチYAGレーザーです。
このレーザーは真皮層よりもさらに深い脂肪層まで入り込む性質を持っています。
だから、ADMよりさらに深い層に色素が存在しているTattooの治療に使えるのです
(o^-')b
Tattoo照射前(Q−YAG)
1回照射後(Q−YAG)
ADM施術前
話を元に戻しますと、今回の患者様の両ホホにある黒いシミはその特徴的な分布と色調などで後天性真皮メラノサイトーシスと分かります。(そのほかコメカミや鼻翼にも青黒いシミが併発しやすい)
よって治療はQ-スイッチYAGレーザーとなるわけですがここでこの治療についてご説明します。
1・・・すぐには結果が出ない
コレはメラニン色素が新陳代謝が非常に緩慢な真皮層に存在しているため、レーザーによって変質させられても普通の表皮層に存在しているシミのように新陳代謝に従って浮き上がってかさぶたになって落ちるということが無いからです。その代わり、変質させられたメラニン色素は体の掃除屋さん(マクロファージなど)によって徐々に時間をかけて処理されていく。だから、時間も回数もかかるのです。3ヶ月から半年に一回で5回くらいが目安です。だいたい2年計画
2・・・内出血する
真皮層は血管が豊富です。細い血管がレーザーのパワーによって破綻し内出血となります。
こうやって見るとかなりTattooのレーザー治療と似てますね。本質が“色素が深い真皮層にある”ということで共通しているからです。
結構びっくりΣ(゚д゚;)される方もいらっしゃいますがおよそ4日目くらいになると相当目立たなくなって化粧で隠せるようになる方が多いです。ちなみに細かいかさぶたもつきます。
先ほど書いたようにこの治療というのは非常にゆっくりと改善してくるものなのです。なので、
“むぅ・・・コレって効いているのかしらと”
疑問になってくることもあります。
続きます。
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