外科専門医の思ひ出p(´⌒`q)
今年は外科専門医の更新の年だったのでいくつか書類を出して申請しました。
無事に受理されて認定証が送られてきてホッとしているのですが、これを見ると思い出すことがあります。
僕が専門医(当時は認定医でしたが・・)を初めて申請したのはまだ心臓外科で働いていたころでかれこれ10年ほど前です。
この申請の年は大学病院勤めだったのですが結構忙しい中600枚くらいの症例報告書を書いて提出。
しかしながら、これが書類不備となり不合格(ICUで知らされたなぁ・・・結構鮮烈にその場面覚えています)
意気消沈していたら同僚の心臓外科は4人とも全滅
ほほぅ・・・これは難しい試験だったのかなぁと思っていると(´ーωー`)
なんと、慶應の外科で30人くらい受験して不合格は4人だけ(心臓外科で働いていたレジデントだけ)
そして・・・
全国1000人くらい受験して不合格は40人だけ(合格率96%)
しかも、なぜか全国の医局に合格者名簿ならぬ不合格者名簿が出回りさらし者に
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
いまだになぜ不合格者名簿がと疑問に思いますが現物の不合格者名簿見せられましたから・・・
まぁ、心臓外科のレジデントは合格率0%だったので当事者たちはそれほど恥ずかしくも無く“こんなに仕事してるから仕方ないよな”という雰囲気ですごしていたのですが、
全国的には“慶應の心臓外科のレジデントは出来が悪い”という認識を植えつけてしまったかもしれないですね・・・
ちなみに翌年無事合格しました
今となっては懐かしい話です。
今も心臓外科で頑張っている同級生たち、大変そうですが頑張って欲しいなぁと思っています。