鳩山首相、福島消費相の罷免決める(今日の時事ネタその3)



僕はこの記事を見て実は福島“元”消費相を見直したんですえっ

はっきりいって社民党のような社会主義イデオロギーをもった政党が日本での政策決定に影響を持っているというだけで不思議なのですが、こと普天間の問題に関しては

“一本芯が通っています。(`・ω・´)”

これで夢見がちな空想論を振り回すのでなければ良かったのですが・・・



この出来事で思い出すのが小泉元首相が田中真紀子外務大臣を更迭した件です。

(罷免とは任命権を利用して強制的にやめさせること・更迭は一応自発的にやめていただくこと)

あのときは、何が何だか分からないまま田中真紀子さんの声の大きさに負けてマスコミが当時の小泉政権をたたいて支持率を落としてしまいました。

実際は田中真紀子さんの存在により外務省が機能不全に陥っていたからで、国益のために本当にやむをえなかったんですよね。(小泉元首相だって本当は田中真紀子さんの人気を最後まで利用したかったはずです。それくらいひどかったと)



で、今回は福島社民党党首を消費者・少子化担当相という何をしているんだかわからないような大臣を“作って”閣内に入れるというところまでは賢かったと思いますが(田中真紀子さんのケースが活かされてますひらめき電球つまり要職につけて機能不全になったら大変ですからね)やはりあまりの迷走ぶりに

“逆ギレ罷免”

となってしまったわけですね。



任命責任という言葉がしばらく前に流行りましたがこの時は

○大臣が事務所の経費などをちょろまかす程度(数百万円単位・もちろん悪いことですあせるいっぽう現首相の子供手当の脱税額は?そして陸山会は?)

○絆創膏を貼ってカッコ悪い

などの程度で激しく糾弾されていましたが、今回の件はこのようになるのは最初から火を見るより明らかでしたのでそれこそ任命責任という言葉が重みを持ちます