東日本大震災の地(仙台〜南三陸町)まで行ってきました
ボランティアというわけではないのですが、東北地方の状態を見に行きたい気持ちが強くなり出かけました。
本当なら医療ボランティアでもできれば最高なのですが・・・とにかく足を運ぶことが重要かなと
(*v.v)。
誰かが
““好き”の反対は“嫌い”ではなくて“無関心””
なんだと言っていましたが無関心であることは東北の復興にも大きな差し障りになるはずです。
みんなが一度は東北に足を運べば現地の経済もまわり元気になってくるはずだと思うんです。
まずは仙台駅に到着。
仙台駅はシートに覆われています。
ニュースで新幹線のホームが大幅に破壊されていたのを見たので思ったより復旧している印象。
仙台の町は、表向きはかなり回復している感じです。
ビルによってはかなり損傷があったり、車のショールームなど大きなガラスはやっぱり耐えられなかったところも多いようでした。
平日の昼でも人出は結構ありました。
石巻赤十字病院
今回の震災では地域の基幹病院としての役割を果たした病院です。
海と街からほど遠く、高速自動車道から近いのも良かったのかもしれません。
赤十字という組織はなんだかんだいって、日本でもっとも災害時に備えている組織のひとつだと思います。
組織だって真っ先に海外にも人を出せますし。
“日本赤十字に募金するとその一部で赤十字の建物が立派になるから〜”
という人もいますが赤十字に関しては建物が立派になったり、設備が充実するのは良いことだと思います。
(一年間だけ水戸赤十字病院に勤務しましたが私腹を肥やしている人はいなかったと思います)
南三陸町に向かうところ
南三陸町にさしかかる道です。
驚くほど標高の高いところまで津波が到達しています。
南三陸町志津川地区
街がなくなっているというのは誇張では無いです。
津波の破壊力がどれほどのものか実際に見てみて恐ろしくなります。
と同時にもし遭遇したときにどうすれば助かるのかということを考えてもなかなか答えが見つからないです。
志津川地区の病院
テレビで何回もでてきた病院です。
海のすぐ近くに立っています。
病院の斜め向かい。
建物自体は流されずに残っていますがどうしようも無い感じです。
こういう場合、保険上は“半壊”にもならないのかなと少し思いをめぐらせます。
その後歌津地区まで行ったのですがそちらは写真が無いので近いうちに動画をアップします。
志津川地区も地盤沈下をしているのか海の高さと陸の高さの差が少ないです。
今後復興していくのにどういう風にしていくのか困難が伴うと感じました。
海の近く、津波に飲み込まれたところは自衛隊や警察、工事の人たちがいるほかはあまり人の気配を感じない状態です。
何かお金をつかえるところとか無いかなと思ってもまだまだそんな状態ではなさそうでした。
たくさんの方がこの津波で犠牲になったことを心からお悔やみ申し上げるとともに一刻も早い復興をお祈りするとともに少しでも力になりたいとおもいます。