沖縄民謡 てぃんさぐぬ花
有名な沖縄民謡です。
歌っている方はよく、当ブログにコメントをいただいている太田るみさんです。
“てぃんさぐぬ花 ”はしっとりとした歌われ方をすることが多いのですが、太田さんはとても楽しそうに歌われていますね。
ひとつの“味な”歌い方だなぁとおもいます(^O^)
歌詞は“和訳”すると
てぃんさぐぬ花
てぃんさぐぬ花や
爪先(ちみざち)に染(す)みてぃ
親(うや)ぬゆし事(ぐとぅ)や
肝(ちむ)に染みり
>ホウセンカの花は
>爪先に染めなさい。
>親の言うことは、
>心に染めなさい。
天ぬぶり星(ぶし)や
ゆみばゆまりゆい
親(うや)ぬゆし言(ぐとぅ)や
ゆみやならん
>天の群星は
>数えようと思えば数えきれるけど、
>親の言うことは、
>数えられない。
夜はらす舟(ふに)や
にぬふぁ星(ぶし)見(み)あてぃ
我(わん)なちぇる親や
我(わん)どぅみあてぃ ぬ覚めて
>夜、沖に出る舟は
>北極星が目当て、
>私を産んでくれた親は
>私が目当て。
宝玉(たからだま)やてぃん
みがかにばさびす
朝夕肝(あさゆちむ)みがち
浮世(うちゆ)渡ら
>宝石も
>磨かなくては錆びてしまう
>朝晩心を磨いて、
>世の中を生きていこう。
誠する人や
後や何時までん
思む事ん叶て
千代ぬ栄い
>誠実な人は
>後はいつまでも、
>思っていることが叶って
>幸せである。
なしば何事ん
なゆる事やしが
なさぬ故からど
ならぬ定み
>成せば何事も
>成ることであるが、
>成さぬ故に
>成らないのだ。