皮膚科が治せなかった巨大なイボ(尋常性疣贅)の治療。症例写真あり
イボ(尋常性疣贅)ってすごくありふれた皮膚病の一つなんですが、これはウィルス性の疾患なんです。
原因はパピローマウィルスなんて言いますが、
これはほおっておいて治ることもあれば
逆にどんどん悪くなっていってしまう(他の部位に伝染して数が増えていく)こともあります
治療は、
○ほおっておく→免疫状態にもよるかもしれませんが30%位はいつの間にかなくなるといわれています。
○内服治療→漢方薬やら、ハト麦やらはっきりいって効果のほどは?です。ほおっておくのと変わらない?
○塗り薬 フェノールなんかで皮膚を腐らせていくやり方がありますがあんまり詳しくありません(*゚ー゚)ゞ
○ブレオマイシン局注 とても強い薬をお注射して治します。すご〜く痛いらしいです。
○液体窒素療法(街の皮膚科の先生が大好きな治療法です。)今、皮膚科に行くと一番最初にされる方法。
マイナス160℃くらいの液体窒素を綿棒にしみこませて・・・
イボにくっつける(`・ω・´)
離す
くっつける(`・ω・´)
離す・・・
を繰り返してウィルスに侵された部分の細胞を殺してしまうやり方です。
大体は麻酔なし
これが、痛くて痛くて・・・
僕も、足のうらにできたのをやってもらったことがあるのですが
痛いのなんの
しかも、終わった後もじんじん36時間は痛いです・・・
これが、手とかそういう部分ならまだ治りがいいのですが、足裏なんかは非常に治りづらい。
何回も何回も何回も皮膚科にまた来てくださいね〜って
僕には耐えられませんでした。
ちなみに10年くらい前ですがレーザー持ってるところをネットで探して一発でなおしてもらいました。
○炭酸ガスレーザー
シンシアでやるならこの治療になることがほとんどです。
大体は、一回で治ることが多いのです。
場所によってはひきつれたり、瘢痕を残したりすることもあるのが弱点。
もちろん麻酔付き
それで、この足底のイボですよ。
立派です。
足底特有の育ち方をしていますね。
直径2cmともなると歩いていて痛くなってきます。
真中はホロホロ崩れてなんかレアな感じです。
ウィルスまき散らかし状態。他の部分にも広がりかねません。
皮膚科の先生のところで何度も何度も何度も液体窒素をやられながら悪化の一途をたどっていたとのこと。(このイボは液体窒素じゃ治らないでしょう。)
なんで、シンシアに来てくれたのかを尋ねてくれたのかは聴き忘れてしまいましたが、何らかのインスピレーションだったのでしょうか。(ホームページにもイボ治療ってうたってないですし・・・)
当然炭酸ガスレーザーによる治療です。この大きさですと瘢痕も少し気になるところですが場所的にはそれほど問題にならないはず・・・
で
下のほうに、少しウィルス(病変部)がのこっていましたが、あまりに穴がでかくなってきたので戦略的撤退です。
通常は、全部取り切るのですが生活に影響が出るレベルになりそうだったのと、この病変はある程度やっつけてしまえば創傷治癒の段階で各種の免疫反応に病変がさらされるので治ってしまう可能性も高いと判断しました。
患者さまには、間違いなく小さくなるから一部残ったらまた取ろうねってお話して閉鎖療法にして終了。
それから患者さまの来院が5か月ほどなく心配はしていたのですが・・・
イボ(尋常性疣贅)はなくなっています
多少の瘢痕はありますがこれも時間とともにもっと改善していくでしょう。
これは、明らかにQOL(Quality of Life)改善ですね。
良かったよかったと胸をなでおろす私だったのでした。
(実は結構心配していました・・・)
この患者さまも、イボで悩んでいるの患者さまのためになればとインターネットで公開することこころよくご承諾して下さいました。
ありがとうございました。
コスメディカルクリニック シンシア(美容外科)
http://www.cynthia-facelift.jp
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