ワキガの手術はしてはいけませんよ(`・ω・´)その2
ワキガの治療のお話の続きです。
左は、ちょっと有名な皮膚の模式図です
左に書いてあるのは、上から
表皮(epidermis)
真皮(dermis)
皮下組織(脂肪層)(subcutaneous tissue fat)
結合組織(connective tissue)
筋肉(muscle)
です。皮膚の層のお話ですね。
ちょっと僕が書き込んだのは、左の方がエクリン腺。
右の方はアポクリン腺と言います。
エクリン腺は真皮の深層にあり皮膚に直接開口します。(図参照)成分の殆どが水で少量の塩分も含んでいます。神経に支配されていて暑い時や緊張したときに強く反応して大量の水分を分泌します。(この分泌量には個人差があります)
アポクリン腺は皮下脂肪の上層(この絵ですと真皮層にはまり込んでいますが、実際に手術をしていると脂肪層の浅い所にあるなぁというのがよくわかります。)にあり毛根に開口する腺です。
分泌成分としては脂肪酸やタンパク質があり栄養に富んでいるため、粘り気がありそれ自体に匂いは無いといわれていますが細菌に分解されると独特のにおいの元となります。存在する箇所も決まっておりワキ、耳の穴、乳輪、陰部となっています。よって、耳垢が黄色で粘度の高い方はワキもアポクリン腺の分泌が多いと考えられるのです。
また、この腺が多いかどうかは遺伝に密接に関与し家族発生が多いのも特徴です。小児期には殆ど存在しませんが性ホルモンが分泌される思春期以降に急激に発達します。数としては思春期を越えると増えないといわれています。逆に、加齢とともに退化し機能も減じてきます。
(本当の子供にはワキガはほとんどいない、またお年寄りにもワキガは少ない)
つまり簡単に言うと、エクリン腺は水を出している。アポクリン腺は栄養分に富んだ液体を分泌している。ということです。
文字が多くなってきたのでまた続きます
コスメディカルクリニック シンシア(美容外科)
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ワキガの治療は非手術的方法がお勧め
手術の場合もよく説明したうえで行っていく
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